「あ、アレはなんだ?」
「危険信号でしょう。赤ランプは万国共通ですからねぇ。あぁっ! だんだんチカチカが早くなってきた!」
「エネルギーが切れるみたいですね」
「やったぁああ!」
「ハヤタ! 君は本物のハヤタなのか?」
「キャップ、ところでベムラーどうなりました?」
「うむ、宇宙人が追っ払ってくれたよ」
「やっぱり彼が出てきましたか。僕もそうじゃないかと思って安心してたんですよ」
「すると、あなたを助けてくれたのも……」
「彼だ」
「ちょ! ちょっちょちょ、ちょい待ち。
彼、彼って親しそうに言うけど、いったい名前はなんていうんだい?」
「名なんかないよ」
「よせやい!名無しの権平なんてあるものか!」
「そうだな。じゃあウルトラマンていうのはどうだい?」
「それは……ウルトラに良いでしょう!」