そう調べてみると、今までの私の名前は、人格、地格、外格こそ秀でていましたが、家庭運が凶で、それよりも全てを司る総格が大凶になっていました。
総格に関しては19画。
見立てによると
敗北 失敗 天災 障害 惨事
いかなる時も天の味方を受けれずに困ります。万が一、うまくいっているような事があってもかならず最終的には失敗に終わります。
とあります。
この言葉はさすがに今の私にはダメージが強く、このままではなかなか心機一転とはいかないのもやむなしになってしまいます。
「神仏は、崇めて頼らず」は、宮本武蔵の遺した言葉ですが、法的に改正が困難な本名であるならともかく、仕事で育てていくペンネームでこの画数と、大凶という診断は、さすがに「まずは自分の身辺を見直すことから始めよう」の心情としては、やはり見過ごせないと思いました。
そこで、この名前の呪縛から脱しつつ、新たに気分を一新してこの先の20年と向かい合おうとした時、考えなければいけない、いくつかの要素がありました。
まず「55歳のペンネーム刷新」が遅すぎるとは思っていません。
浮世絵の葛飾北斎が人生の中で、後に歴史に名を刻む名作を描き始めたのは70代になってからという定説もあります。
なので、今このタイミングで改名することは、決して後ろ向きな「占いへの逃げ」ではなく、前向きな「やる気の発露」と捉えていただければ幸いです。
「手遅れにならないうちに、ペンネームを変えよう」55歳になるタイミングでそう考え付いたこと自体は、私は愚かな逃避とは考えていません。
しかし一方で、本年5月からスタートした当サイトは、私自身がドメインを入手した独自のサイトなので、「ichikawataiga.com」というドメインサイトである以上、「いちかわたいが」という名前を変えることもままなりません。
そこで考えたのは「運勢を変える改名は、語感や読みにとらわれず、画数で決まるのだから「いちかわたいが」のまま、漢字を変えればいい」という発案でした。
では、どの漢字を何に変更するのか? どこを変えればベストなのか?
姓名判断になんの知識も持たない私は、しばし悩み続けておりました。
どうせ改名するのであれば、景気よく、姓名判断的運勢だけでも、良かれと思える画数に変更したい。
しかし、不自然な変え方や、私らしくない名前にすることは、改名儀式として「粋ではない」という思いも強いです。