前回「『サイボーグ009』2002年製フィギュアで歴代アニメ版メンバーを再現する!・1「00ナンバーボックス」」
さて、原作・石森章太郎氏による名作漫画・アニメ『サイボーグ009』の、20年前のアクションフィギュアを紹介(するだけじゃないのだけれども)していこうというこの連載。
2回目は、商品『00ナンバーボックス』(バンダイ発売)でアソートされている00ナンバーサイボーグを、キャラ単位で紹介していく趣向。
今回の短期集中連載の全体像からすれば「平成版の00ナンバーの紹介」ということにもなるという。
今の目で見ても、石森章太郎漫画版としても、決定版の造形力を誇っていると言い切ってもいいだろう。
001 イワン・ウイスキー
身長45mm。
突然ではあるが、全メンバーの中で、一番サイズが小さく、可動部分も少ない。
サイズから言ってもキャラとしても、それで当たり前なのだが、フィギュア自体はしっかりと堅実な出来でまとまっている。
可動は首と肩の回転のみ。肘は画像の状態の角度で曲がったまま固定。
髪の毛の色とおしゃぶりの色は平成アニメ版準拠。
001については、むしろフィギュア本体より一回り大きな、ゆりかごがオプションで付いてくることが大きい。そのゆりかごも、枕や敷布団も造形され、ゆりかご全体の藁目のディテールも優れている。