「ウルトラマンが現れた? 街を破壊してる!? そんなバカな」
「みなさん、ウルトラマンが暴れてるそうですね。いつも怪獣が現れれば真っ先に出動する、科学特捜隊が出動しないのはなぜでしょうか? ウルトラマンこそ地球制服を狙う宇宙人ではないでしょうか? そして科学特捜隊も、ウルトラマンを応援しているのではないか?」
「あ、ハヤタさん」
「おぉ! ホシノ君!」
「ハヤタさん、ウルトラマンが悪いことをしているんだ。どうしよう!」
「ウルトラマンが!?」
「ウルトラマンがまた現れた? 宇宙局のそば!? わかりました! たとえウルトラマンでも、この地球上で暴力を振るう者とは、戦わなければならん」
「ホシノ君、ここにいては危ない。早く逃げろ! いい子だから言う事を聞くんだ。君の事を心配していては僕は戦えない」
「わかりました。ハヤタさん、がんばってね」
「ウルトラマーン! やめてー! ウルトラマーン!」