ガンプラ! あの熱きガンダムブーム。あの時代を生きた男子であれば、誰もが胸高鳴り、玩具屋や文房具屋を探し求め走ったガンプラを、メカ単位での紹介をする大好評連載。
とか言いながら、ガンプラ以外も紹介してきたのは、MiddleEdge時代から変わらず、最近では「もはや富野作品でも、アニメメカですらない」グッズまで紹介し始めた迷走連載。
今回紹介するのは、昭和戦隊のロボ、『太陽戦隊サンバルカン』(1981年)から、サンバルカン三人がSHODOで、サンバルカンロボがスーパーミニプラブランドで、放映40周年記念としてなのか、発売されたので前回と今回で紹介する特別編!

前回は「『ガンプラり歩き旅』サンバルカン編・1 うなりつづけるバルカン砲 サンバルカンロボ!【前】」

身構えるポーズをとってみたサンバルカンロボ

さて今回は、コスモバルカンとブルバルカンが合体して完成した、サンバルカンロボに関して紹介して語っていきたい。
基本プロポーションの写真は前回披露したので、今回は可動等をチェックしていき、最終的に「伝説の必殺技」を再現してお送りしたい。

まずは、上半身肩の可動から。

肩の上がり具合と、肘の可動範囲

ここは放映当時の300円キット、ベストメカコレクション版と同じく、肩のブロックと上腕付け根がオフセットされていて独立して動くことで、着ぐるみの可動感と、ガンプラ並みの可動範囲を確保していてストレス無し。肘の可動もギリギリ100度が確保されている手応え。

肩の関節は、引き出しでここまで前で拳を重ねられる

ちなみに、バンダイならではのこだわりと意気込みを感じるのは、肩関節をガンプラによくある引き出し機構を付けることで、大きく前方へ向けてスウィングさせることが可能。このこだわりと意気込みで、「太陽剣の両手構え」が可能になる。

もはや着ぐるみの再現とは程遠いレベルの開脚能力

開脚も、既に着ぐるみを越えるレベルまで全開脚可能。本当は足首もこの開脚状態で接地可能だったらしい。

脚部の前後可動範囲

脚の前後可動も、立膝まではいかないが、膝関節もかなり曲がるし、股関節も着ぐるみにはない腰パーツ分割の恩恵で、前方へ脚を突き上げる蹴りも可能になっている。

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