前回は「『シン・機動戦士ガンダム論!』第8回『テレビから映画版へと「翔んで」』(後)」

ガルマ「いよう。シャア! お前らしくもないな。連邦軍の船一隻に手こずって……」
シャア「いうなよ。ガルマ……いや、地球方面軍指揮官ガルマ・ザビ大佐とお呼びすべきかな?」
ガルマ「士官学校と同じ、ガルマでいい」
シャア「あれが、木馬だな」
ガルマ「うむ、赤い彗星といわれるほどの君が、仕とめられなかった船とはね……」
シャア「フフ……。わざわざ君がでてくることもなかったと、いいたいのか」
ガルマ「いや、友人として君をむかえにきただけでもいい。君は、ゲリラ掃討作戦から引き続きだったのだろう? 休みたまえ」
シャア「お言葉に甘えよう。しかし……ジオン十字勲章ものであることは、保障するよ」
ガルマ「ありがとう。……これで、私を一人前にさせてくれて……。姉に対しても、私の男をあげさせようというお心使いかい?」
シャア「フ……ハハハハハ……」
ガルマ「笑うなよ。……兵が見ている」

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