リュウ「うわ――――あ!」
アムロ「コ、コアファイターが! だ、誰だ? そ、そうか! エンジンの片方をやれば! ホバークラフトなんだから! このォー!」
アムロ「そこだァー!」

そして1982年3月13日。『機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙編』公開。
関東地方は雨模様だったが、やはり全国で徹夜組が続出。
特にこの3作目では、テレビ版の3クール目後半から、作画監督、アニメーションディレクターの安彦良和氏が病気入院で戦線離脱していた事情があったため、必要最低限を遺して、殆どの既存シーンが、安彦作画監督の下、新作画された、文字通り「刷新の究極ガンダム」であり、この映画公開を以て、アニメ作品としての『機動戦士ガンダム』は終息した。

1982年は、アニメブームまっただ中であり、『コブラ SPACE ADVENTURE』『1000年女王』『ドラえもん のび太の大魔境』『わが青春のアルカディア』等々、20本近い劇場用アニメ映画が上映されたが、『機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙編』の配給収入12億9000万円は、その中で堂々の第1位であった。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事