――これで最後になりますが、今回この対談を読んでくださった皆様に、岡本さんからご挨拶をよろしくお願いします。

『市川大賀Tiger'sLIVE』出演記念サイン(2022年11月17日)

岡本 一番言いたいのは「私たちは味方なんだ」っていうことです。そして、日本の国で一緒に生まれて住んでいる仲間だということ。インボイス反対を唱える人たちは別に悪いことをしようっていう訳ではない。自分たちだけ甘い汁を吸おうとか、自分たちだけなにか利権にあずかろうとか、そういうことでは一切ないわけです。むしろリスクを背負って未来のために、今この運動をやっています。もっと信じあえたらいいなぁ~って。子ども食堂問題だって、愛ある民間の人達が自分の身を削って、子ども達に食事をあげています。素晴らしいことだと思います。でも「それ」は国がまず根本の貧困問題の解決を目指すことが先で、それにプラスアルファして、足りないところに民間が手を差し伸べる、っていうのが理想ですよね。なにか、他人のことを考えて行動を起こした人だけが損をしていくという国は、本当の意味で豊かではないです。とても世知辛く厳しいです。だから、もっと国自体が安定していけば、本来の日本人の、思いやりや優しさが発揮されるはずです。、政治を変える為にみんなが目を向けていく。いつまでも目を閉じていないでほしい。確かに今の日本って、あまりいい状態じゃないです。私がアメリカに在住していた時に、自慢していた日本の素晴らしさは、殆ど失われてしまいました。でも、それらは決して、日本人から完璧に失われた物じゃないと思っています。そもそも狭い国なんですから、助け合わなければ生きていけないんですよ。それを思い出すきっかけになって欲しいなと思います。今我々は、一発の銃弾で様々なことに気付かされました。でも、銃弾でしか変えられない世の中になってしまうとお終いなので、言論が利く世の中であって欲しいです。言論を封殺してきた結果、銃弾という形で出てきてしまったので、もう一度、言論と私たちの想い、理想というものが、機能していくきっかけに、今しないと。私たちはアニメ、映画、演劇、小説、音楽などを通して、伝えてきた物もあると思うんですよね、豊かな感受性とか。そういうものを、私も、声優として、表現者として、みんなに何か大切なものを届られたら。「それ」が『VOICTION』だと。

――本当に今回はありがとうございました。

2022年10月12日zoomにて収録 文中『VOICTION』嘆願書よりの抜粋含む

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