004 アルベルト・ハインリヒ
元の商品に、一番手を加えたのが、この映画版ハインリッヒであった。
東映動画、特に映画版では、原作よりも全身にミサイルやマシンガンが埋め込まれ、武装ロボット的な特性が強調されていて、それが見た目にも反映されている。両手とものマシンガン手首や、全肘、膝から発射されるミサイルのために、発射孔カバーが全関節に装着されている。
映画版004を再現しようと思うと、これらを全て再現しなければいけない。
悩まされたのが、両腕の肘と両足の膝にある、関節カバー(開くとミサイル)を造形すると、可動が死んでしまうのではないかという案配。
それらはエポパテでアドリブで造形しつつ、頭部とマシンガン右手は「よりメカっぽい」という理由で、フィギュアマスコット版を移植。同じマシンガン手首の筈の左手は、旨い方法や代替アイテムが見つからなかったので、素の手首そのままに、シルバーで塗って雰囲気だけ再現した。
その上で全身をリペイントするのであるから、これぞまさしく「カスタム前が004である必要性がゼロ」と言えた。リペイントレシピは以下。肘・膝関節カバー MSパープル+ホワイト 髪の毛 29艦艇色 目 クールホワイト 左手首 シルバー
005 ジェロニモ
見た目はそのまま、他のメンバーとユニフォームの色を合わせれば使えるとも思ったが、顔の隈取がアニメだとピンクで、形状も若干変更されているので、映画版に近づける方向で塗り足した。
目の下の模様や筋 MS-065ピンク
006 張々湖
006は全メンバー共通の、ユニフォーム部分のみのリペイントかと思ったが、資料を見ると映画版では、目が「3」ではなく、白目も黒目も描かれているので、そこだけリペイントした。以下そのレシピ。
目 クールホワイト・ブラック