006 張々湖
007 グレート・ブリテン
006と007のムードメーカーコンビは、『00ナンバーボックス』のままで充分に違和感は抱かない。多少アニメのディフォルメや作画の癖の部分で、この二人に関しては作画で違いが出る程度で、立体に落とし込んだ時は、二人はそのまま、平成版でもサンライズ版でも、どちらでも通用すると思われる。特に007に関しては、アニメでは初の原作準拠の中年キャラでありながら、当時のアニメの中でも気を使ってデザインを寄せていると思われる。
008 ピュンマ
ピュンマに関しては、上でも書いたがあくまでも今回のフィギュア再現は、サンライズ版TVシリーズの00ナンバーサイボーグをまずは再現という事で、なので今回も008カスタムではお馴染みになった、サイボーグ009×PansonWorks ミニフィギュアコレクションの頭部を用いている。
ただ、頭部のデザインはこのままでサンライズ版だと(多少無理があるが)言い切れるが、他のメンバーと同じように、髪の毛や口の周りの色などで、商品や東映動画版とは異なる彩色指定だったので、アニメのカラーをチェックして塗り直した。
髪の毛・鼻 ニュートラルグレー 唇 MSパープル
008 ピュンマ『超銀河伝説』版
最初に記したように、この時期の008、ピュンマは、劇場用映画『サイボーグ009 超銀河伝説』では、TVアニメ版とは別人にリデザインされた。
そこでは意図的にハンサムイケメン顔にリファインされたのだが、その系譜は平成アニメ版にも受け継がれた。この映画版と平成アニメ版の大きな違いは、主に髪の毛の色が異なっており、この映画版ではレッドブラウンの髪の毛であったので、ニュートラルグレーだった平成アニメ版造形の『00ナンバーボックス』版の、髪の毛だけウッドブラウンに塗り替えて『超銀河伝説』版とすることにした。