そんな不安定な商品シリーズの中で、ウルトラセブンはまず最初は第9弾として発売。
着ぐるみ準拠造形としては悪くなかったが、可動領域やO脚等が批判され、それらをブラッシュアップしたVer.2が2013年09月に発売された。しかし、今度は顔が「両目が離れて釣り目になった」平成マスクモデルになり、ボディアレンジもマッチョになってしまったので、筆者はVer.2は、別の形で『光の国から愛をこめて』で扱おうと思っている。
シリーズとしては途中からS.H.Figuartsと統合される形で、ULTRA-ACT×S.H.Figuarts ULTRAMAN リミッター解除Ver.が2017年09月に6600円で発売され幕を閉じたが、ULTRA-ACT単独のレーベルとしては、2016年3月に6050円で発売された、ウルトラマンメビウス メビウスフェニックスブレイブがシリーズの最後を飾ったと思ってよいだろう。
2016年07月からは、正式にS.H.Figuartsレーベルのラインナップとして、初代ウルトラマンが5720円で発売された。
この発売タイミングは、『ウルトラマン』放送開始50周年記念でもある。
以上、今回と前回で紹介した3つのウルトラセブンフィギュアは、素材も価格も時代も異なるが、サイズ、スケールは見事に一致している。
次回は、これらとは異なるサイズ・スケールの「現代最先端のウルトラセブンフィギュア」を2種ほど紹介してみたい。
オモ写への道は、もうちょっと先にあるのですです。
次回「魁!オモ写塾・6 「ウルトラセブンアクションフィギュアの歴史・6」「究極のハイエンド S.H.Figuartsウルトラセブン」