皆様方には常日頃から、当サイトにお通い頂き誠に感謝しております。
このたび、私こと市川大賀は、日本のSF文壇で歴史と伝統を誇る最高峰の日本SF作家クラブに入会を果たしました。
様々なご縁に導かれ、この度、岡和田晃先生、増田まもる先生、梶尾真治先生、山田正紀先生の推薦を頂きまして、7月16日の理事会にて審査を受け、見事に正式なクラブの会員となりました。

『SF作家オモロ大放談』

思えば中学生になった頃、星新一氏、小松左京氏、筒井康隆氏の『SF作家オモロ大放談』等を読み、シニカルでクレバーな「熟成された大人による、容赦のないブラックジョークの乱れうち」に洗礼を受け、そこからSF文学にハマることになりました。

『小松左京のSFセミナー』が遺したもの

上のリンク先の記事でも触れている通り、私の思春期までの日本SFは「一人1ジャンル創成文学」とでもいうべきパワーにあふれており、当時高校生になりかけるころまでは小説家を目指していた私も「今まで誰も書いたことがないジャンルを創成しないと、日本ではSF作家にはなれないのだ」と、その夢をあきらめるほどでした。

その後の人生は、当サイトでも端々で書いてきた通り、映画の道へ向かっても監督にはなれずドロップアウトして、ライターへと転身するも、文学賞やベストセラーにも恵まれずなんとかここまでやってきたわけですが、近年ようやく単著出版に恵まれ、今年は小説でプロデビューすると決まる直前に、今回のご推薦を頂いたという流れで、人生は長くて数奇なものだと、改めて思わせられます。

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