300回更新記事記念 新作小説『折口裕一郎教授の怪異譚 葛城山 紀伊』発行のお報せ
新作小説『折口裕一郎教授の怪異譚 葛城山 紀伊』発売間近告知前日譚
ここまで2回に渡ってお知らせしてきました、市川大賀商業小説処女作『折口裕一郎教授の怪異譚 葛城山 紀伊』の発売日が決まり、今回告知に至りました。
既に予約受付は始まっておりますが、販売はAmazonオンリー。PODという形で、オーダーがあった分だけ刷るというローリスクの出版方式で、既存の出版社に依存しない形を選んだ理由は、前々回で述べた通り。
その上で、筆者に10年単位でしつこく絡んでくるアンチ軍団(笑)が、前回の書籍出版時に「出版開始前にAmazon等に大量発注しておきながら、ギリギリのタイミングでキャンセルを大量にかけ、流通を混乱させて初動の販売を混乱させる」をやったことから逆算して、その手段が使えない売り方を模索して、今回の選択に至ったというわけであります。
予約・購入はこちらのリンクから。
(株)PUBFUN 『折口裕一郎教授の怪異譚 葛城山 紀伊』
本シリーズの裏話や逸話はいろいろあるのですが、皆さんが読む前に筆者からそれらをアジテーションすることに意味が見つかりません。
発売後もいろいろと、ここでしか明かせないネタや「こういうのが本当のオマージュよ」という(笑)ネタの披露もしていきますが、今回は少し(筆者のもう一冊の著書である)『市川大賀のweb多事争論』っぽく語るのであれば、「人生55年経って、分かってきたこと」を、小説というメディアに込めたというのはあります。
それは政治主義でも思想でもなく「人は自分の出来事ではない『現象』の、始まりから終わりまでの全てを必ず完パケで見られるわけではない」という簡単な真理。