ガンプラ! あの熱きガンダムブーム。あの時代を生きた男子であれば、誰もが胸高鳴り、玩具屋や文房具屋を探し求め走ったガンプラを、メカ単位での紹介をする大好評連載。
とか言いながら、ガンプラ以外も紹介してきたのは、MiddleEdge時代から変わらず、最近では「もはや富野作品でも、アニメメカですらない」グッズまで紹介し始めた迷走コーナー!

前回は「『ガンプラり歩き旅』バイオマン編・6 「超電子バイオマン対決ジューノイドBOX」」

今回は8回の連載で、東映戦隊シリーズ初期の名作『超電子バイオマン』(1984年)の、最新玩具や当時品玩具を紹介してまいります!

今回は、前回の「放映当時のジューノイド五獣士のソフビ」に続いて、バイオマンと戦うバイプレイヤーの中から、「2021年最新の、SUPER SHODOシリーズバイオハンター・シルバ」と「2007年に発売された、悪のヒロイン・ファラキャットの萌え化フィギュア」を紹介していこう。

SUPER SHODO シリーズ バイオハンター・シルバ

SUPER SHODO シルバ パッケージ

第38話から登場した、反バイオ同盟が地球に送り込んだアンドロイド、シルバ。
本サイトでの出渕裕氏のインタビューにもあったように、そのデザインは明確に『人造人間キカイダー』(1972年)のハカイダーをモチーフとしているが、放映当時を思春期で観ていた筆者やオタク仲間の間では「両目が繋がったキャラ」が、拳銃・バイバスターを、何かと言えば乱射するそのキャラ描写は「これはむしろ、キカイダーのハカイダーというよりは、『天才バカボン』の「目玉のお巡りさん」の方が似ているのではないか」とささやかれたほどであった(笑)

ほぼ完成状態で封入されている、箱を開けた状態

バイオマン対ギアの行き詰まる戦いに対して、毎回突然、第三勢力として登場しては、バイバスターを乱射して戦場を混乱に陥れるが、対バイオマンの決定打である、相棒巨大ロボであるバルジオンと、地球到着の際に離れてしまったために、シルバはバルジオンを呼び出すことが出来ない。

SUPER SHODO シルバのフロントビュー

その結果、お約束ギャグのように、毎回「おのれバイオマン! バルジオンさえあれば!」と捨て台詞を遺して帰っていく。そこまでがシリーズ終盤までのルーティンであった。

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