前回はこちら「魁!オモ写塾・7 「ウルトラセブンアクションフィギュアの歴史・7」「10㎝のフルアクションウルトラセブン」」

さて、さすがにそろそろこの辺りから、オモ写の話に入らないと叱られてしまう(誰にだ?)。
けれど、前回までの、7回にも及ぶ「ウルトラセブンアクションフィギュアの歴史」は、実はとても大事な前振りだったのだ。
それら歴史とアイテムと大きさ(これ大事)を踏まえることで、より、ストレスのない、効率的な「カップリング」を即座に組み立てることができるのだ。

2000年代以降の、全ウルトラセブンアクションフィギュア

そう「カップリング」
いや、腐女子の「それ」じゃない(「そのボケ」は、前回のラストで使いました)。
要するに、ウルトラヒーローのソフビやフィギュアに大きさや性能の歴史があるように、怪獣側のアイテムにも、大きさと歴史があって、双方を「正しく」把握して組み合わせないと、より「オモ写作り」が最適化されないというのが今回のテーマであります。

参考回「歴代ウルトラセブンソフビを徹底比較して歴史を語る!」

オモ写好きの皆さんにも経験があるのではなかろうか?
新作ウルトラマンフィギュアを自宅に招いて、早速オモ写を撮って、TwitterやSNS等にUPしようと思った時。

「バリ決まりで超絶出来がヤバいS.H.Figuartsのウルトラマン〇〇を買ったんで、簡単にオモ写を撮りたいんだけど、大きさが合う怪獣人形がない」

「こっちの怪獣ソフビと掌動ウルトラマン〇〇はピッタリサイズが合うのに、こっちの怪獣ソフビ相手だと小さすぎてしまう。同じ商品のソフビ同士なのになぜだ?」

そんな経験、今までありませんか?
もちろん、その場しのぎで代役を立てるとか、画像編集ソフトを使って、全くサイズの異なるフィギュア同士を絡ませる、なんてこともアドリブで出来る人もいるだろう。
けれど、「知識に勝る技量なし」というのも真理。
ウルトラアクションフィギュアと、怪獣ソフビの関係性や法則性などを予め予備知識として蓄えておけば、思い付きでオモ写を撮ろうとした時でも、迷うことはない、間違えることもない。
今回は前回までを踏まえて、ウルトラヒーローアイテムと、怪獣アイテムの「カップリング」の法則や例外、企業が意図したこと、意図せず起きた偶然等を、因数分解していこうではないか。

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