『故郷は地球』へのもう一つのアンサー
金城哲夫
満田かずほ
高野宏一
「地球防衛会議が、六甲山の防衛センターで開かれることになり、我がウルトラ警備隊が、その警備にあたることになった。だが、会議を妨害するペダン星人の手によって、各基地の代表者が次々にされ、会議がついに中止と決定した。ウルトラ警備隊は、宇宙人を追っていたマービン・ウェップと合流。敵のスパイを突き止めるが、逃げられてしまった。ちょうどその頃、防衛センターに巨大なロボットが突然姿を現し、襲撃しようとしたが、間一髪我らのウルトラセブンが登場した。しかし、セブンのあらゆる武器も、このスーパーロボットには通用しなかった。ウルトラセブン危うし!」
「……ロボットは宇宙船でもあったのか……」
「アマギ隊員。敵は地球を徹底的にやっつけるまで、攻撃を繰り返すと思う」
「なぜだ?」
「ペダン星人は、人間がいつか自分たちの星を、侵略すると信じ込んでいるからだ」
「それは誤解だ!」
「そんな言い訳は、彼らには通用しないよ……」
「よし、こうなったら徹底的に戦うだけだ」