前回は「岡本麻弥アクトレスインタビュー・8『岡本麻弥とインボイスの仕組みと生きるための戦いと』」

声優であり女優であり、表現者であり、一国民として、声を上げ前に進んできた岡本麻弥さん。インタビュー最終回は、インボイス問題への今後の提言を含めて、しっかりしたメッセージで最後を飾って頂きます。

――実はインタビュアーの私が所属している日本SF作家クラブも、今年の7月22日にインボイス制度に対する反対声明を出しているんですね。その内容も「我が国におけるSF及びファンタジー分野に関する文化及び芸術の振興を目的として活動する日本SF作家クラブの理事一同は、多くの懸念が残るまま推し進められようとしているインボイス制度の導入に反対し、会員有志と共に見直しを求めます」となっています。今は理事会人事が刷新されていますが、この時点での当方の会長は、岡本さんの声優としての後輩でもある、池澤春菜さんでしたね。

岡本 そうなんです。日本 SF 作家クラブさんとは話し合いをさせて頂いて、提携協力団体として参加していただけるかどうかを打診しました。

――はい、その結果、「賛同団体」あるいは「連携」「協力」という形に落ち着きましたね。

岡本 横の繋がりを強くしていくのはとても大事なのでありがたいです!

――これからの運動をどうしていくか。私たち個人事業主は果たして生き残れるのか、ですよね。

岡本 税金なんて、お金が余ってるところはやまほどあるんですから、そっちから取ってくれればいいと思うんですけどね。なのに、もうどれだけ絞っても何も出ない庶民からさらに絞りとろうとする。「免税」って言葉も悪い意味でミスリードになっていて、まるで今まで税金を納めてなかったかのような印象を与えるんですよね。私たちもちゃんと、税金は払っていますよ(笑)

――企業内部留保を5%税金で払わせるだけで、消費税も半分にできるし、そうなればインボイス問題も軽減するわけです。

岡本 インボイスって、お金の流れを全て明確にしようとしているわけじゃないですか。だったらだったで、そこで徴収した税金をどう使っているのか、もっと可視化させるべきだと思います。「消費税は福祉に使います」に疑問符がつくという話は先ほども出ましたけれども、国のお金の使い方に関しては、本当ならもっと厳しく監査をしなければならないと思うんです。私たちも主権者として、しっかりと政治に目を向けていかないといけませんね。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事