前回は「三留まゆみ×市川大賀 第八夜「三留まゆみと長谷川和彦と」」

大賀 その昔、三留さんたちと並行した時代に、やれ『ゴジラ』だ、やれ『ウルトラマン』だを追いかけて、特撮自主映画を作っていた猛者たちがいたわけですよ。河崎実くんとか。

三留 うん、河崎さん、うふふふふ(笑)

大賀 で、80年代のオタクの世界で自主映画というと、なにかと関西方面のダイコンフィルムとかゼネラルプロダクツとかが語り継がれてるんですけど、あのころ関東の僕たちもすごく盛り上がっていたんですよ。レンタルスペース借りて、8㎜の映写機を持ち込んで、共同上映会とかやっていく中で、河崎くんが豆腐の怪獣の映画をもちこんだり……。

三留 あははは! 『フウト』だ!(笑)

――フウト……ですか?

三留 『フウト』ってね、8㎜映画があってね。

大賀 豆腐の怪獣とか、肉の怪獣とかが次々現れてね。

三留 葱の怪獣でギーネとかね(笑)

大賀 そういった大怪獣が何匹も、くんずほぐれつした挙句に、後楽園球場に全部集められて。

三留 最後はそこで、みんな仲良くすき焼きになるっていうオチの映画だった(笑)

――はぁ……。

三留 だから主役の怪獣は、豆腐の怪獣でフウトって名前なの。

――へぇ。

近年河崎監督が『フウト』をセルフリメイクした要素の強い『三大怪獣グルメ』

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