先日10/2、お昼2時からという時間にも拘わらず、お聞きに来てくださった皆様に向けて、フリー声優そらぺちさんによってご披露させていただきました、拙作『石枕』
ClubHouse朗読劇という新境地を開拓された、今井雅子氏の名作『膝枕』に、あからさまに便乗しまくった企画になったわけですが、ClubHouse公演も無事終わりまして、後日譚というか、終ったからこそ言える話、書ける話を、少し書いていこうかと思った次第です。
さてさて。個性派声優・そらぺち嬢による、市川大河作『石枕』はいかがだったでしょうか?
「あそこまで変えたら、もう『膝枕』のスピンオフではなくなる」「ラストの意味が分かりづらい、というか分からない」「声優の個性を活かしきれてない文章だ」
いろいろおありと思いますが、まぁここで、プロの物書きの定型文の、神羅万象全てにレセプト出来る「この作品のテーマや解釈は、受け止めて下さった方々の数だけあります」を濫用して言い逃げしちゃってもいいんだけど、それじゃ脚本執筆の機会を与えてくれた、そらぺちさんや今井雅子先生に申し訳が立たないことおびただしい、不届きものになってしまう。
――というわけで、今回は、あとがき代わりのご挨拶です。