「大変です! 鬼ノ台丘陵のミイラ発掘現場から、今度は怪獣が現れたそうです!」

「現在位置は?」

「鬼ノ台丘陵、南へ3キロの地点を移動中!」

「よし、了解!」

「すると怪獣は、ミイラの呼ぶ声で姿を現したというのか?」

「テレパシーで呼び合ったんだと思うわ」

「キャップ、フジ君の説が当たってるとすれば、怪獣はミイラを助けるために現れた、とは言えませんか?」

「うむ……」

「あっ! いたぞ!」

「あの怪光線は、ミイラの出した物と同じ物だ!」

「恐ろしい怪物だわ……」

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