レッドキング
特撮解説でも述べたが、本話に登場する怪獣は厳密には一匹も、バンダイウルトラ怪獣シリーズソフビでは発売されていない。
レッドキングの場合、確かに旧バンダイソフビ版は存在するが、塗装や造形を見る限りにおいては、それはあくまで初登場した『怪獣無法地帯』版の初代レッドキングのフィギュア化であり、そういう意味では『怪彗星ツイフォン』版の二代目レッドキングは、歴代マスプロのスタンダードサイズソフビでは、いまだかつて発売された形跡はない。
しかし、その初代と二代目の差異は僅かでもあるので、今回は、2000年にリニューアルされた初代レッドキングソフビを、小改造とリペイントで、二代目レッドキングへとカスタムする方向でチャレンジしてみた。
レッドキングソフビ自体に関しては8話『怪獣無法地帯』のインターミッションで、解説を述べているのでそちらをご覧いただきたい。
さて、そんな初代レッドキングの、二代目へのカスタムであるが、エポパテで「喉に出来た、水爆のコブ」を付けてリペイントしたのみ。
リペでは、全身を金と銀でドライブラシで塗り分けて、二代目特有の「つぶらな瞳」を再現。
黒目の周囲に白い部分を増やし、瞳を描きいれるだけでもぐっと印象が変わるので、リペイント初心者にも、お勧めの塗装改造であったりする。