テレビドラマ史に名を残した、市川森一氏のウルトラ初作品
市川森一
鈴木俊継
高野宏一
「地球時間24時6分、正体不明の宇宙船が進入し、宇宙ステーションV3のパトロール隊と戦闘状態に入った」
「ステーションホーク出動! ステーションホーク出動!」
「野郎!」
「宇宙ステーションV3より防衛軍基地へ! 緊急事態発生! ステーションホーク3機、帰還せず!」
「キリヤマ参りました」
「ステーションのパトロール機が撃破された。隊長のクラタ君は、君の友人だったはずだが」
「はい、仕官学校時代以来の親友で、優秀な奴でした」
「その頃、最前線を突破した謎の宇宙船は燃料を切らし地上に潜入していた」
「……あいつはきっと生きている。生きているに違いない」