ヤナカーギー

ヤナカーギー バンダイソフビリペイント後状態

ようやく、本話のゲスト怪獣のとうじょうであるが、本話に登場するのは二体。「怪獣を操るチャリジャ」と「チャリジャが連れてきたヤナカーギー」であり、チャリジャは狂言回し、ヤナカーギーはクライマックスのバトルで暴れまわり、二人のウルトラマンを相手にする。
この二体は、ながらくバンダイの旧ウルトラ怪獣シリーズでも、HGガシャポンや怪獣名鑑でも商品化されぬままブログ時代を通り過ぎ、その後も商品化の機会には恵まれなかったが、突然2022年、現行の一回りサイズが小さくなったウルトラ怪獣シリーズの166番で、ヤナカーギーがソフビ化された。
本話は、だから正式に再現が決定したと言っても過言ではない。

ヤナカーギー ソフビ リペイント後 背面

本シリーズでは、定番中の定番のメジャー怪獣か、色数が少ないマイナー怪獣が選ばれることが多く(なので新作ウルトラマンに登場する色数や造詣が多彩な新怪獣は、DX版で値段も大きさも張った商品枠で売られることが増えている)、ヤナカーギーは典型的な後者だと思われる。それでも耳や腹部の色数などが足りてないが、目立って足りてないところは追加塗装で補ってみた。
ヤナカーギーの塗装でネタ的に「腹部にオレンジで『円谷』とペイントされている」は有名だが、個人的にはそれは悪趣味にしか思えず、またこのサイズで見栄えがする追加塗装であるとも思えないので(情報量がうるさくなる)、手を付けずそのままスルーした。
基本造形は悪くないので、超動や掌動シリーズで対決できるウルトラマンがみつかれば、このサイズでも充分に再現は可能だという手応えは得られた。ただ、都市部での戦いがある時、ミニチュアの大きさには苦労させられそうだが。
一応追加塗装をひととおり記しておく。
口の中 モンザレッド。歯 クールホワイト。耳 明灰白色。爪 ニュートラルグレー。
その上で下半身全体に軽くウッドブラウンをスプレー。最後に全身に艶消しを拭いて仕上げた。

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