ガッツウィング1号

S.H.Figuarts ガッツウィング1号&2号セット

S.H.Figuarts ガッツウイング1号&ガッツウイング2号セット 2022年01月 2200円

ラストシーンにだけ登場する『ウルトラマンティガ』防衛隊GUTSの戦闘機。ガッツウィング1号は、2022年にS.H.Figuartsブランドから発売された2機セットの1号を撮影に使用した。
『ウルトラマンティガ』GUTSメカは、15年ぶりのTV放映シリーズの防衛隊メカとして、単発作品にはなかった種類のメカが多彩に登場したが、その中でこのガッツウィング1号、2号は、いわゆる主役メカともいえる存在であった。
なので、ティガという作品自体が別格的待遇を、バンダイからもファンからも受けているので、ガッツウィングも放映当時の子ども向け玩具から商品化には恵まれており、今回は最新のS.H.Figuartsブランドからのガッツウィングが発売されたので、筆者もそれを選択することにした。
以下は発売に当たっての商品説明。

『ウルトラマンティガ』より「ガッツウイング1号」「ガッツウイング2号」がS.H.Figuartsスケールで登場!
円谷プロダクション造形部門LSS協力のもと、劇中のイメージで造形・立体化。専用のワイヤー支柱を使って様々な角度でのポージングが可能。
「ガッツウイング1号」の翼には可動ギミックを搭載し、「フライトモード」と「スタンバイモード」の2モードを再現可能。「ガッツウイング2号」には機首の展開可動ギミックを搭載し「フライトモード」と「ハイパーモード」の2モードが再現可能。専用のワイヤー支柱を使って様々な角度でのポージングが可能。

S.H.Figuarts ガッツウィング1号&2号セット パッケージ

実は、これを使う前、一度ラスト画像は別のガッツウィングのアイテムで作成していた。
それは、ティガ放映当時のガシャポンHGウルトラマンで発売されたHGのガッツウィング1号&2号のセットの1号であった。

HG ウルトラマン9 ウルトラマンティガ編 1996年12月 200円

HGウルトラマン9 ウルトラマンティガ編よりガッツウィング1号と2号

当時、ミニフィギュアバブルがどんどんクオリティが鰻登りで刷新されていた真っ最中の商品。このHGウルトラマン第9弾は、そのラインナップは『ウルトラマンティガ』より、ティガ、ゴルザ、メルバ、同年の映画『ウルトラマンゼアス』に登場のゼアス、コッテンポッペ、そして最後に、GUTSのガッツウィング1号と2号がセットで、合計6種類でシリーズを構成していた。

S.H.Figuarts版(前)とHG版(後)の比較

写真を見れば分かる通り、多少ディテールが甘い部分はあるが、ロゴなどの印刷や塗装も満点の出来であり、サイズよりも見栄えはするので、夕焼けの合成画像お、当初はまぁそこそこ満足のいく画像が出来上がったと思っていた。
しかし、そもそもHGシリーズがPVC製というのもあり、数㎝のこのアイテムをアップにすると、思ったより全体の歪みがはっきりでてしまうので、さてどうしたものかと悩んでいた。
ティガはせっかくULTRA-ACT版も購入したし、再現出来るアイテムと話があれば、挑戦してみたい作品ではある。「次のその時」を考えた欠課、今回発売されたばかりのS.H.Figuartsブランドのガッツウィングを使うことにした。
面白いのは、2種の商品で、2機のガッツウィングの大きさ比が逆転していることである。
実は劇中でもガッツウィングは2号の方が大型で、1号と2号で大きさがかなり違うのだが、HGウルトラマンの頃だとあまりスケール感まで意識していなかったのか、双方同じぐらいの大きさで造形されている。
しかし、S.H.Figuarts版は、あくまで既存のS.H.Figuarts版ティガやゴルザと絡ませられるようにスケールを意識した結果、サイズ差も明確に打ち出しており、結果、ガッツウィング1号はHGの方が大きく、2号はS.H.Figuarts版の方が大きいということで、双方の商品でちぐはぐな並びが出来上がってしまっていた。

その上で、S.H.Figuarts版は変形ギミックも備えてる上に(元々変形システム自体はシンプル)、ABS製なのでアップにしても歪みがない。なので改めてS.H.Figuarts版で撮影し直し画像を作り直した。
今後、もしティガのエピソードをまた再現していくことがあったとして、そこでガッツウィングが登場するシーンの再現は、このS.H.Figuarts版を使用していくことになると思う。

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