インターミッション『ウルトラマンティガ』『ウルトラの星』

ULTRA-ACT ウルトラマンティガ マルチタイプ　2014年08月　4,180円

光を継ぐ者。

ウルトラマンティガ マルチタイプが新規造形になって登場!
可動域が飛躍的に向上!
頭部にクリアパーツを使用。
特徴的な頭部や目を完全再現。

ゼペリオン光線エフェクト付属。劇中再現可能。
ULTRA-ACTで歴代ウルトラマンをコンプリート！

【商品仕様】
・全高：約160mm
・材質：PVC、ABS製

【セット内容】
・本体
・交換用手首各種
・必殺技エフェクト×2
・交換用プロテクター
・交換用カラータイマー

そもそも、2022年にこの話の再現を手掛けるにあたって、なぜフィギュアブランドのチョイスが真骨頂S.H.Figuarts版ではないのかと問われたら、今後レトロソフビサイズで、ティガの実相寺昭雄怪獣・バクゴンが手に入った時のことを考えると、このサイズは維持しておきたいと思ったからである。

ACT版ティガVer.2は、ACT全体がこの時期、グレンファイヤー以降のマッチョ体型が標準になってきており、その中にウルトラマン80等のスーツ準拠が混じっている作風で迷走していた。
それでも、可動やプロポーション、顔の似方等、Ver.1を全てにおいて上回っているVer.2だが、上でも書いたように「ウルトラの星」再現用の握手パーツを始め、他でもハンドスラッシュやウルトラシールドは、Ver.1にはあるがVer.2には付属しない。その辺り、シリーズの全商品を揃えてくれているユーザーファーストなのだろう。
Ver.2に付属している光線エフェクトは、ゼペリオン光線「発射直前光」と「光線」の2種が用意されているが、Ver1時代その2つは、マルチタイプとティガダークとで別々に付属していたエフェクトだったので、今回はこの仕様が無難だと言えるだろう。
Ver.2単独で見ると、エフェクトやオプションが少ない印象かもしれないが、そうやってシリーズ全体を買い集めていけば、エフェクト系は互換性がある物が多いので、最終的に過不足はないのかもしれない。

可動部は、首二重ボールジョイント・肩・上腕ロール・肘二重・手首三重・胸・腰・股関節二重ボールジョイント・膝二重・足首三重・爪先といった辺りか。もう、これ以上望むところはない。なにせ『光の国から愛をこめて』基準では、ウルトラ超合金とアクションヒーローが基準値であるからだ（笑）

プロテクターを「内側に曲がった状態」のパーツと組みかえることで、光線技ポーズもウルトラ超合金のように、腕を長くしなくてもしっかりとポーズが決まる辺りは感慨深い。
このクオリティがあればこそ、最終的にこの話を伝説にしてくれた、初代ウルトラマンとの「（ULTRA-ACT Ver.2同士の）握手」の図は、想像以上にうまく作れたと思う。