超合金魂版キングジョー 2007年5月 8580円

まずはパッケージ。

パッケージは超合金魂ブランドのフォーマットに準拠している。

ちなみに、超合金魂キングジョーに与えられた通しナンバーはGX-37である。

スチロールの中箱はリバーシブルで、前面に基本パーツ、後面にスタンドや飾り台などが収納されている。

ちなみに、今回の商品のインストは凝っていて、ただのマニュアルにとどまらず、キングジョーや本話に関するトリビアや、かつての超合金版のウルトラセブンやキングジョーに関しての、資料としても活用できるようになっている。

さて、商品を取り出してスタンドに飾ったのがこの状態。

4機の円盤が浮遊して編隊飛行している図をイメージして、スタンドにはそれぞれ高低差がつけられている。個人的な感想をいえば、もうちょっと高低差をつけても良かったかもしれない。

「KING JOE」の金色のネームプレートは、購入者がはめ込む仕様。

この円盤形態からの変形プロセスを見てみよう。

まずは頭部・腕部を形成するトライアーム・デストロイヤー

今の公式設定では、キングジョーの各円盤にはそれぞれ、トライアーム・デストロイヤー、フローティング・コマンダー、サークル・リアクター、ダイナ・シャフトという名称がつけられているらしいが、どうも筆者にはなじみがないなと思ったのも当たり前で、これらの名称は、雑誌『宇宙船』などで活躍した特撮系ライターでもあり、イラストレイターとして有名な開田裕治氏が、80年代に出版されたファンタスティックコレクションNo.12『ウルトラマン メカ怪獣大図解集』において命名したと判明した。

というわけでトライアームなんちゃらであるが、基本的にこのパーツと、腰を形成するサークルなんたらがオールプラ製。胸部のフローティングがどーしたと、脚部のダイナなんとかが合金製。しかし質感は統一されており、材質ごとの違和感は基本的には感じない。

変形開始。

まずは手首の交換。

いきなり差し替え変形であるが、ここは見栄え重視で仕方の無いところか。

ちなみにロボット形態の手首の指は、親指が独立して可動、そして残りの指もまとめた形で可動する。

先に言っておくが、この商品で一番範囲が広い可動箇所がここである。

アンテナの変形。

円盤時の長いアンテナの逆先端に、ロボット時のアンテナが形成されており、円筒の蓋を開けてアンテナをひっくり返して収納するという、この商品の変形システムの基本がここにある。

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