「セブン! ありがとう!」
「ウルトラセブンは、きっと宇宙パトロールへ行くんでしょうね」
「うん……」
「ありがとう。ウルトラセブン」
「いや、安心するのはまだ早い」
「そうだ。地球には環境破壊という、厄介な怪獣が、まだたくさん残ってるんだ」
「あぁーあ。その怪獣も、セブンがやっつけてくれないかなァ」
「ダメだよ。環境破壊は人間が作ったんだから、人間の手でなんとかしなくちゃ」
「そうだなぁ。人間もウルトラセブンのように、エネルギーを太陽にすれば、もっと地球は綺麗になるな」
「えぇ。太陽があれば、みんながウルトラセブンになって、地球を守れるってわけねぇ」
「あぁ。今度アイツが来たとき、地球は少し綺麗になったなぁなんてぇ、言ってくれるかな? あっはっはっは」
「今回の戦いは、太陽の優しさと厳しさの両方を教えてくれた」
「それは、我々人類に、大自然との付き合い方を思い出させてくれたのかもしれない」